ヤクルト来期優勝なら

あっと驚く表参道パレード構想だ。ヤクルトが来季優勝した場合、表参道でVパレードを計画していることが25日、明らかになった。さらに“若者の街”を縦断する渋谷公園通りのコース入りも浮上。地域密着を目指す東京ヤクルトが、地元でのパレードを目指す。

 これが古田ヤクルトの“究極”の目玉だ。おしゃれな街にある神宮球場にふさわしく、優勝パレードも若者ファッションのメッカで実施。表参道、渋谷公園通りでのVパレード計画が明らかになった。

 「優勝パレードは表参道や、公園通りなんてどうですか、という話は出ています」。ファンとの距離を縮め、神宮球場を満員にするための球団改革「F−プロジェクト」のリーダー、穐田誉輝(あきた・よしてる)氏(36)=カカクコム社長=が、夢のプランを披露した。

 ルートとしては、渋谷駅をスタートし、公園通り〜表参道〜青山通りを経て、神宮球場をゴールとする案が浮上。いずれも若者でにぎわうストリートで、地域密着を目指す球団にとっては、これ以上ないアピールの場ともなる。過去、巨人のVパレードは銀座を中心に行われており、穐田氏は「ウチは(東京の)西側でやりたいですね」と、若者にターゲットを絞った格好だ。

 すでに「F−プロジェクト」では、渋谷区サイドと非公式に協議。Vパレードのみならず、地域の小中学校や商店街に、選手が訪問し、交流する計画を進めるなど、良好な関係を築いている。今後は、神宮球場のある新宿区などとも意見交換していく方針だ。

 もちろん5年ぶりのリーグ優勝が絶対条件になるが、Vパレードが実現すればヤクルトとしては初優勝した昭和53年(丸の内・国鉄(現JR)本社〜大手町・産経新聞本社前〜新橋をパレード)以来、2度目の快挙。当時は50万人のファンが熱狂したが“渋谷ジャック”が成功すれば、100万人動員も夢じゃない。
>>これが実現すれば虚ヲタはさらに減る。ヤクルトファン開発頑張れ